ラブ☆ヴォイス
「〝やっと…辿り着いた〟…ってもう1回言って…?」
「え…?」
起きているのか?そう思って顔を覗き込むがそんな様子はない。
「…うれ…しか…った…からっ…あっくんの…声…で…もう…1回…。」
…そうか、嬉しかったのか。あんな言葉が。あれはとても自然に出てきた本心だった。
「どうせ覚えてねぇだろうから、言ってやるよ。…〝夢〟だしな。」
明博は唯の耳元に唇をそっと近付けた。そして耳元で囁く。
「やっとお前に辿り着いた。」
こめかみにキスを落とし、そのまま細い身体を抱きしめる。
「だから離さねぇよ、俺からは。」
バカみたいにハマってしまっているのは自分の方かもしれない。手放してしまうことの痛みも苦しみも分かっているから…だからこそ離したくない。…お前だけは。
「おやすみ、唯。」
「…大好きぃ…。」
「噛み合ってねーよ、ったく…。」
「え…?」
起きているのか?そう思って顔を覗き込むがそんな様子はない。
「…うれ…しか…った…からっ…あっくんの…声…で…もう…1回…。」
…そうか、嬉しかったのか。あんな言葉が。あれはとても自然に出てきた本心だった。
「どうせ覚えてねぇだろうから、言ってやるよ。…〝夢〟だしな。」
明博は唯の耳元に唇をそっと近付けた。そして耳元で囁く。
「やっとお前に辿り着いた。」
こめかみにキスを落とし、そのまま細い身体を抱きしめる。
「だから離さねぇよ、俺からは。」
バカみたいにハマってしまっているのは自分の方かもしれない。手放してしまうことの痛みも苦しみも分かっているから…だからこそ離したくない。…お前だけは。
「おやすみ、唯。」
「…大好きぃ…。」
「噛み合ってねーよ、ったく…。」