ラブ☆ヴォイス
「…調子いいな、お前。」
「まぁねー。でも…。」
不意に緩んだ頬。…想う先はもちろん、たった一人。
「早く会いたいなぁ…亜実に。」
「…ノロケかよ。」
「御堂だってノロケじゃん。」
「別に自主的にノロケてねぇよ。お前が訊いたから答えたまでだ。」
「じゃあそういうことにしといてあげるよ。」
「…あっそ。」
「亜実にも会わせてあげたいからさ、今度時間作ってよ。つーかそろそろ俺も唯ちゃんに会いたくなってきたー!」
「そろそろって…別にそんな前じゃねーだろ、会ったの。」
「そーだけど…なんていうのかなぁ…唯ちゃんってすぐ会いたくなるんだよ。すぐ足りなくなるっていうのかな?会うとすごく安心して落ち着けて、自然と笑顔になる…そんな感じ。」
「…お前なぁ…俺と亜実が心の広い人間で良かったな。」
「え?」
「じゃねーと一発以上は殴られてんぞ?」
「そういう意味じゃないって。」
「んなもん分かってる。分かってるから殴らねぇんだよ。」
「…嫉妬、可愛いね。」
達也が満面の笑みを浮かべた。だからバシッとその背を叩いた。
「まぁねー。でも…。」
不意に緩んだ頬。…想う先はもちろん、たった一人。
「早く会いたいなぁ…亜実に。」
「…ノロケかよ。」
「御堂だってノロケじゃん。」
「別に自主的にノロケてねぇよ。お前が訊いたから答えたまでだ。」
「じゃあそういうことにしといてあげるよ。」
「…あっそ。」
「亜実にも会わせてあげたいからさ、今度時間作ってよ。つーかそろそろ俺も唯ちゃんに会いたくなってきたー!」
「そろそろって…別にそんな前じゃねーだろ、会ったの。」
「そーだけど…なんていうのかなぁ…唯ちゃんってすぐ会いたくなるんだよ。すぐ足りなくなるっていうのかな?会うとすごく安心して落ち着けて、自然と笑顔になる…そんな感じ。」
「…お前なぁ…俺と亜実が心の広い人間で良かったな。」
「え?」
「じゃねーと一発以上は殴られてんぞ?」
「そういう意味じゃないって。」
「んなもん分かってる。分かってるから殴らねぇんだよ。」
「…嫉妬、可愛いね。」
達也が満面の笑みを浮かべた。だからバシッとその背を叩いた。