ラブ☆ヴォイス
始まりのラブレター
* * *
「美味い!」
「ホントー?良かったぁ!」
良かった…あっくんが本当ににっこり笑っている。あっくんって美味しいもの食べたとき、信じられないくらい優しく笑う。
「…前から料理の腕は確かだったけど、上手くなったよな、さらに。」
ポンポンと軽く頭を撫でられる。その手が優しくて温かくて、唯はにっこりと微笑んだ。
「化粧も上手くなった?」
「へっ?あ…だってこれはっ…あっくんに久々にちゃんと会えるからっ…。」
あっくんにあんまり会えない間に、華につきっきりでメイクのノウハウを教えてもらった。なんとか色気…とまではいかなくても、あっくんの隣に堂々と立てる程度に身だしなみを綺麗にしたいって思ったからだった。
「俺のために頑張ったんだ?」
「えっ?」
「そういうことだろ?せっかくだし、顔、近くで見せろ。」
「へっ?あ…きゃっ…!」
ぐいっと腕を引かれ、あっくんにぎゅっと抱きしめられる。ぱっと離れたかと思うと、顎を持たれ、顔を上げさせられる。目の前に、あっくんの顔…がある…。
「美味い!」
「ホントー?良かったぁ!」
良かった…あっくんが本当ににっこり笑っている。あっくんって美味しいもの食べたとき、信じられないくらい優しく笑う。
「…前から料理の腕は確かだったけど、上手くなったよな、さらに。」
ポンポンと軽く頭を撫でられる。その手が優しくて温かくて、唯はにっこりと微笑んだ。
「化粧も上手くなった?」
「へっ?あ…だってこれはっ…あっくんに久々にちゃんと会えるからっ…。」
あっくんにあんまり会えない間に、華につきっきりでメイクのノウハウを教えてもらった。なんとか色気…とまではいかなくても、あっくんの隣に堂々と立てる程度に身だしなみを綺麗にしたいって思ったからだった。
「俺のために頑張ったんだ?」
「えっ?」
「そういうことだろ?せっかくだし、顔、近くで見せろ。」
「へっ?あ…きゃっ…!」
ぐいっと腕を引かれ、あっくんにぎゅっと抱きしめられる。ぱっと離れたかと思うと、顎を持たれ、顔を上げさせられる。目の前に、あっくんの顔…がある…。