ラブ☆ヴォイス
寝顔【唯side】
*唯side*
「…っ…!」
目を開けると、目の前にあっくんがいる。しかも寝顔がばーんと、本当に〝目の前〟に。普段私に見せてくれるどんな顔とも違う、寝顔のあっくん。それはなんだかいつもより幼く見えてちょっと嬉しい。それにしても…
「綺麗な…顔…。」
あっくんはもちろんイケメンなのだけど、本当に綺麗な顔をしている。なんて言えば伝わるのかちょっと分からないんだけど、肌も私なんかよりずっと綺麗だし(言っててちょっと悲しくなってきた)ホントに…
「吸い込まれちゃいそう…。」
その綺麗な寝顔に吸い込まれるように、頬に手を伸ばした。思わず顔もぐっと近付けてしまったところではっと我に帰る。
「っ…あたし、なんてことを…!」
バカバカ!ってかあたしの変態!あっくんにそんな風に触っちゃうとか…あっくんが寝てて本当に良かった…。我に帰らなかったらあたし…
「キス…しちゃってたかも…。」
そう言って自分の唇に触れた。またしてもあっくんの方に手を伸ばしそうになって、引っ込める。…あたしのバカ、変態。
「してくれても俺はいいけど?」
「へっ?」
不意に、背中に回っていた腕があたしを引き寄せた。
「…っ…!」
目を開けると、目の前にあっくんがいる。しかも寝顔がばーんと、本当に〝目の前〟に。普段私に見せてくれるどんな顔とも違う、寝顔のあっくん。それはなんだかいつもより幼く見えてちょっと嬉しい。それにしても…
「綺麗な…顔…。」
あっくんはもちろんイケメンなのだけど、本当に綺麗な顔をしている。なんて言えば伝わるのかちょっと分からないんだけど、肌も私なんかよりずっと綺麗だし(言っててちょっと悲しくなってきた)ホントに…
「吸い込まれちゃいそう…。」
その綺麗な寝顔に吸い込まれるように、頬に手を伸ばした。思わず顔もぐっと近付けてしまったところではっと我に帰る。
「っ…あたし、なんてことを…!」
バカバカ!ってかあたしの変態!あっくんにそんな風に触っちゃうとか…あっくんが寝てて本当に良かった…。我に帰らなかったらあたし…
「キス…しちゃってたかも…。」
そう言って自分の唇に触れた。またしてもあっくんの方に手を伸ばしそうになって、引っ込める。…あたしのバカ、変態。
「してくれても俺はいいけど?」
「へっ?」
不意に、背中に回っていた腕があたしを引き寄せた。