ラブ☆ヴォイス
「ってなわけでこれで全部だよ。他にはどこがいい?」
「へっ?」
「どこでもちゅーしてやるよ?」
「いっ…いいよ!間に合ってるっ!」
「なんだよーつれねぇな。じゃもう一か所だけ。」
掴んだ手を少し持ち上げて、手首にキス。
「手首へのキスは欲望だから。」
「よっ…よくぼ…!」
「言えてねぇよ。…つーか、寝てるお前を襲う趣味もねぇから大丈夫。」
ポンっと軽く乗った手があたしの頭を撫でる。
「それで?お前は何で引っ込めちゃうわけよ。触れたいって思ったんじゃねーの?」
「…お、思ったけど…。」
「けど?」
「…変態、みたいじゃん…あたし。」
「そうか?んなこと言ったら俺の方がだろ。だから触れたいって思ったんなら触ってよ。普通に嬉しいから。」
あっくんが掴んだあたしの手を自分の頬に乗せて離した。…ここからはあたしの意志であっくんの頬に手を添えた。
「あっくん、あったかい。」
「…お前の方が体温高いぞ?」
「え、そう?」
「人間湯たんぽ。冬場、絶対手放せねぇな。」
「冬場だけー?」
「年中、か。特に冬場は抱きしめて寝ないとな。」
あっくんが優しく微笑んだ。
「へっ?」
「どこでもちゅーしてやるよ?」
「いっ…いいよ!間に合ってるっ!」
「なんだよーつれねぇな。じゃもう一か所だけ。」
掴んだ手を少し持ち上げて、手首にキス。
「手首へのキスは欲望だから。」
「よっ…よくぼ…!」
「言えてねぇよ。…つーか、寝てるお前を襲う趣味もねぇから大丈夫。」
ポンっと軽く乗った手があたしの頭を撫でる。
「それで?お前は何で引っ込めちゃうわけよ。触れたいって思ったんじゃねーの?」
「…お、思ったけど…。」
「けど?」
「…変態、みたいじゃん…あたし。」
「そうか?んなこと言ったら俺の方がだろ。だから触れたいって思ったんなら触ってよ。普通に嬉しいから。」
あっくんが掴んだあたしの手を自分の頬に乗せて離した。…ここからはあたしの意志であっくんの頬に手を添えた。
「あっくん、あったかい。」
「…お前の方が体温高いぞ?」
「え、そう?」
「人間湯たんぽ。冬場、絶対手放せねぇな。」
「冬場だけー?」
「年中、か。特に冬場は抱きしめて寝ないとな。」
あっくんが優しく微笑んだ。