ラブ☆ヴォイス
「出すわけないだろ?相手は中坊だぞ?」
「またまたぁー何言っちゃってんの?可愛い可愛い正真正銘の『女の子』で『女性』だよ。」
「あいつに女を感じるほど飢えてない。」
「彼女いないくせに生意気ー。」
「そりゃー悪ぅございました。つーわけで寝顔とか撮んねぇから。」
「えぇー!」
「じゃ。」
一方的に電話を切る。そんなに寝顔の写メが欲しいならてめぇで撮れ。
ブーブーブーブーブーブー…。着信。あいつだよな。
「15文字以内で述べよ。」
「えーっと待てよ…。ね・が・お・の・か・ん・そ・う・め・-・る・く・れ。きた13文字!じゃーな!」
切ったのは向こうだ。断る隙さえ与えなかった。明博は渋々部屋に戻って、枕の方に歩み寄る。そこには…あどけない表情で規則正しい寝息をたてた唯がいる。
「ガキ…。」
明博は携帯を開いた。
「またまたぁー何言っちゃってんの?可愛い可愛い正真正銘の『女の子』で『女性』だよ。」
「あいつに女を感じるほど飢えてない。」
「彼女いないくせに生意気ー。」
「そりゃー悪ぅございました。つーわけで寝顔とか撮んねぇから。」
「えぇー!」
「じゃ。」
一方的に電話を切る。そんなに寝顔の写メが欲しいならてめぇで撮れ。
ブーブーブーブーブーブー…。着信。あいつだよな。
「15文字以内で述べよ。」
「えーっと待てよ…。ね・が・お・の・か・ん・そ・う・め・-・る・く・れ。きた13文字!じゃーな!」
切ったのは向こうだ。断る隙さえ与えなかった。明博は渋々部屋に戻って、枕の方に歩み寄る。そこには…あどけない表情で規則正しい寝息をたてた唯がいる。
「ガキ…。」
明博は携帯を開いた。