ラブ☆ヴォイス
「ひっ…光!」
「…最近本屋来ねぇじゃん。どうしたんだよ?」
「いやっ…お金なくて…。」
「で、彼って誰なわけ?」
「えっと…。」
「何、もしかして彼氏?」
「ちっ…違うよっ!そんなんじゃないっ…。」
「好きな奴でも…できたわけ?」
光には前から言っているはずだ。好きな人がいること。それにあっくんが好きだということ。どうして信じてくれないのだろう。そんな想いが一気に膨らむ。
「…前から言ってるじゃん、光には。」
「え?」
「あたしの好きな人はあっくんだって。」
「まだそんなこと言ってんのか?大体、唯だって分かってんだろ?あいつは手が届かない存在で…。」
「手、届くもん!」
「はぁ?」
「会いたい時に必ず会えるわけじゃないけど、今は手、届くもん!…会えない人じゃ…ないもんっ!」
「おい唯っ!」
光の言葉を振り切って、講義室を後にする。おそらく光は、意味が分からないと思っているに違いない。
「…最近本屋来ねぇじゃん。どうしたんだよ?」
「いやっ…お金なくて…。」
「で、彼って誰なわけ?」
「えっと…。」
「何、もしかして彼氏?」
「ちっ…違うよっ!そんなんじゃないっ…。」
「好きな奴でも…できたわけ?」
光には前から言っているはずだ。好きな人がいること。それにあっくんが好きだということ。どうして信じてくれないのだろう。そんな想いが一気に膨らむ。
「…前から言ってるじゃん、光には。」
「え?」
「あたしの好きな人はあっくんだって。」
「まだそんなこと言ってんのか?大体、唯だって分かってんだろ?あいつは手が届かない存在で…。」
「手、届くもん!」
「はぁ?」
「会いたい時に必ず会えるわけじゃないけど、今は手、届くもん!…会えない人じゃ…ないもんっ!」
「おい唯っ!」
光の言葉を振り切って、講義室を後にする。おそらく光は、意味が分からないと思っているに違いない。