餌は貧血少女!?〜吸血鬼に愛されて〜
『今までありがとう・・・親不孝でごめんね?』
私は涙を流して、お母さんに抱き着いた
お母さんも私を焼き付けるかのように強く、強く抱きしめる
その横でお父さんが悔しそうに下唇を噛みながら私の頭を撫でる
『親不孝なんかじゃないわ・・・っ・・・ミヤ・・・私達こそ・・・仕事で構ってあげられなくて・・・』
“ごめんね”・・・・・・お母さんの言葉に私の涙は止まらない・・・
『お母さん・・・お父さん・・・産んでくれてありがとう・・・・・・大好きだよ・・・』
私達は涙が枯れるまで泣いた・・・・・・
この時私は・・・初めてお母さんの・・・お父さんの・・・涙を流している姿を見た