HAPPY DAYS

☆one☆

花園恋。高2。

あたしはゴク普通の高校生で

楽しい学校生活を送っていた。

でも、そんな高校生活は長くは

続かなかった。

事件はおこった。

あたしはいつものように

教室のドアをあけた。

今から起こる地獄のような

罰をうけるとも知らずに。

昨日とは明らかにみんなの

あたしに対する視線が

ちがっているのがすぐ分かった。

「あんたがあたしの彼氏

をとんからいけないんだよ。

ブス」

「あ・・たし、とってなんか

な・・い」

「嘘つくんぢゃねぇーよ!!

あんたの席はゴミ箱だね?

ハハッ、ハハハッ。

イ・イ・キ・ミ」

あたしの机にはガムがベッタリ

くっついていた。

イスには赤のマジックで

「死ね」と書かれていた。

教科書は水でふやけて

ビリビリになっていた。







< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop