恋に落ちた、この瞬間。
“警戒・警報”発令中…。
なんせ、まおは体調が悪いわけだ。 遊びに出かけるなんて問題外。
困ったもんだ。
「ゴホッ、ゴホッ」
「………」
…… 少し咳が出る程度か。
ゼンソクの音が聞こえないから、ヒドク具合が悪いってわけじゃないな。
「何か持ってきたか?」
「…… 何かって?」
カップを離さずに強く握りしめている。
顔は相変わらず、不安なそう…… と、言うより。 ――― 泣きそう。
もしかして、俺…… 警戒でもされている?
誰もまおに手なんか出さねーのに。
「勉強道具とか?
すること、無いだろ?」
コクリと小さく頷いた。
まおもバカじゃない…… よな。
1泊するって分かっているんだ。
本なり…… 何か持っているハズだ。
「おやつと…… 宿題」
おやつね……。
まあ、そこはいいとして。
「お昼まで宿題するか?」
また、一つ。
コクリと頷いた。
よし、決まった。
昼までの数時間、宿題になった。
困ったもんだ。
「ゴホッ、ゴホッ」
「………」
…… 少し咳が出る程度か。
ゼンソクの音が聞こえないから、ヒドク具合が悪いってわけじゃないな。
「何か持ってきたか?」
「…… 何かって?」
カップを離さずに強く握りしめている。
顔は相変わらず、不安なそう…… と、言うより。 ――― 泣きそう。
もしかして、俺…… 警戒でもされている?
誰もまおに手なんか出さねーのに。
「勉強道具とか?
すること、無いだろ?」
コクリと小さく頷いた。
まおもバカじゃない…… よな。
1泊するって分かっているんだ。
本なり…… 何か持っているハズだ。
「おやつと…… 宿題」
おやつね……。
まあ、そこはいいとして。
「お昼まで宿題するか?」
また、一つ。
コクリと頷いた。
よし、決まった。
昼までの数時間、宿題になった。