超溺愛ブラコン妹の彼氏
「食いたかったんだろ?カレー。ちゃんと平らげねぇと空那も泣くぜ?」
渚君の背中に手を回し
「もぅ少し…このままで…いさせてくれる?」
「あぁ…好きなだけどぅぞ。それが紗輝の望みじゃん。いつでも飛び込め」
「ありがとう」
渚君をギューと抱き締めながら話始めた。
「さっきの電話…せっかくかけてくれたのに…私…皆を怒らせちゃったみたい。カレー食べたら…無言の空那…思い出して。気付いたら…涙が出てた」
「そか…」
私の背中を優しく撫でてくれたり、頭に頬ずりしたりしながら話を聞いてくれる渚君。
その間にも携帯は振動していた。
家電も鳴ってた。
舞桜ちゃんがあせった声で留守電にメッセージを残してくれた。
'紗輝ちゃん、美景何か言ったみたいだけど平気!?怒っておくからね!気分がよくなったらメールしてね?'
優しい舞桜ちゃん。
「紗輝、条二と美景って誰?」
「先輩と同じクラスの子。また怒らせたみたい。何でだろぅ?」
「ふっわらんねぇか…紗輝には?」
「渚君にはわかるの?」
見上げたら渚君は怪しげに口角を上げ私の耳元に近づき
「や・き・も・ち」
って囁いた。
ん?何で?
両頬に手を置き親指で流れる涙を拭ってくれた。
乱れた髪の毛を手で整えてもくれた。
「空那は紗輝の口から男の名前が出たのが許せない。ソイツ…っと美景だっけ?紗輝の事、好きだから俺の話なんか聞きたくない。今ここには俺達しかいない。だから紗輝の面倒をみてる俺の話なんか聞きたくねぇだろ?それも好きな女の口からさっ?」
とんでもない事を言い出した渚君。
「渚君は…私の事やってくれてるだけなのに?私が…好きな女?有り得ない…」
「俺が狼になってないか気になってんだょ。あぁ紗輝は鈍いからわかんねぇか。食おうぜ?涙の訳がかわったんだからさっ」
再びスプーンで食べさそうとしてる渚君。
私は訳がわからぬまま流されてパクついていた。
それを渚君はニコニコと見ていた。
「おっ紗輝、偉い!完食。サラダも食えっか?」
「うん♪」
またまた同じように食べさせてくれた。
「紗輝は笑った顔が一番可愛い。まぁ泣いた顔もソソルもんがあるけどな。
渚君の背中に手を回し
「もぅ少し…このままで…いさせてくれる?」
「あぁ…好きなだけどぅぞ。それが紗輝の望みじゃん。いつでも飛び込め」
「ありがとう」
渚君をギューと抱き締めながら話始めた。
「さっきの電話…せっかくかけてくれたのに…私…皆を怒らせちゃったみたい。カレー食べたら…無言の空那…思い出して。気付いたら…涙が出てた」
「そか…」
私の背中を優しく撫でてくれたり、頭に頬ずりしたりしながら話を聞いてくれる渚君。
その間にも携帯は振動していた。
家電も鳴ってた。
舞桜ちゃんがあせった声で留守電にメッセージを残してくれた。
'紗輝ちゃん、美景何か言ったみたいだけど平気!?怒っておくからね!気分がよくなったらメールしてね?'
優しい舞桜ちゃん。
「紗輝、条二と美景って誰?」
「先輩と同じクラスの子。また怒らせたみたい。何でだろぅ?」
「ふっわらんねぇか…紗輝には?」
「渚君にはわかるの?」
見上げたら渚君は怪しげに口角を上げ私の耳元に近づき
「や・き・も・ち」
って囁いた。
ん?何で?
両頬に手を置き親指で流れる涙を拭ってくれた。
乱れた髪の毛を手で整えてもくれた。
「空那は紗輝の口から男の名前が出たのが許せない。ソイツ…っと美景だっけ?紗輝の事、好きだから俺の話なんか聞きたくない。今ここには俺達しかいない。だから紗輝の面倒をみてる俺の話なんか聞きたくねぇだろ?それも好きな女の口からさっ?」
とんでもない事を言い出した渚君。
「渚君は…私の事やってくれてるだけなのに?私が…好きな女?有り得ない…」
「俺が狼になってないか気になってんだょ。あぁ紗輝は鈍いからわかんねぇか。食おうぜ?涙の訳がかわったんだからさっ」
再びスプーンで食べさそうとしてる渚君。
私は訳がわからぬまま流されてパクついていた。
それを渚君はニコニコと見ていた。
「おっ紗輝、偉い!完食。サラダも食えっか?」
「うん♪」
またまた同じように食べさせてくれた。
「紗輝は笑った顔が一番可愛い。まぁ泣いた顔もソソルもんがあるけどな。