超溺愛ブラコン妹の彼氏
有無を言わせず塞がれた唇。

触れるキスから濃厚なキスへ。

そのキスが何故か首に伝って行った。

そして軽く胸を触られた。
思わずオカシナ声が出てしまった。

「いい声出るじゃん。紗輝の彼氏が羨ましいや。にしても…オッパイの触り心地いいな」

頬擦りする渚君。

でも嫌じゃない。

「渚君…」

「自分を大事にしような。俺は紗輝がだ・い・じ」

言い方が可愛くて私からキスをした。

そして渚君の両手を私の胸に触れさせ

「この事は2人の秘密、ね?」

あれ?渚君…顔…赤い?

「んなに見んな!」

渚君の香りに包まれた。

照れていたんだね。

「私の部屋に来たんだから写真撮らない?携帯置いてきたからデジカメで。ベッドで撮ろっ。エッチだね。ふふっ」

照れている渚君が可愛くて写真を撮りたくなった。

色んなポーズをして2人で撮ったり撮りあったりした。

撮った写真をみながら

「私が渚君の妹だったら…どんなお兄ちゃんだったかなぁ?」

尋ねた。

「勿論アイツらと同じ。イヤそれ以上の溺愛シスコンかもな?」

「本当?」

「だってさぁ自分の彼女にしたいくらいなのに、何処のどいつだかわかんねぇ奴に抱かせる訳にはいかねぇだろ?こんな可愛い妹をさっ」

「渚君…」

「だ・か・ら、もっと自信を持て。自分を安売りするな。紗輝は選り取り緑だ。テングになるなょ?まぁそれを本人はわかってねぇんだょな」

そう言い切る渚君の顔。

ニカって微笑んでる。

渚君だって選り取り緑じゃない。

見つめあってたら、また照れる渚君。

「渚君て…シァイだね。よく照れるし」

「バァカ、紗輝だから。お前が可愛いすぎんだょ。それに…あんな可愛い声出すのがわかったから益々手放せねぇよ。いとこを溺愛だょ。兄貴達の事笑えねぇよな?」

嬉しい事を言ってくれるね。

皆が私を溺愛するなら私だって溺愛するょ、渚君。



☆空那

やっと放課後。

だけど紗輝ちゃんにあわせる顔ないな…

早く会いたい…けど…紗輝ちゃんは条二の事しか頭にないもんな?

「空那くぅん、いつまでショゲてんの?帰らないでハーレムる?」
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