超溺愛ブラコン妹の彼氏
助け船を出してくれた渚君。
すかさず手を引かれ実雷先輩の隣に座った私。
「紗輝ちゃんはこぉこ。ほらっ空那君もみー君も座って!萌ちゃんは舞桜ちゃんをしっかり守ってね?渚君か・ら」
「お前に名前呼ばれるとかありえねぇ。話さなきゃいい男なのになぁ、紗輝、おいで?」
「私…これ…部屋に置いてくる。舞桜ちゃん、萌ちゃん、みー君、本当にありがとう」
3人の顔を順番にみていきリビングを出た。
自分の部屋にたどり着き扉にもたれた。
手にしている物を胸に抱き締めながら…
☆空那
「もぅまた紗輝ちゃんの具合悪くなったらどぅするの!?紗輝ちゃんの顔みた?悲しんでたょ!?きっと部屋で泣いてる…慰めに行きなさいょ!」
俺にも向けられているであろう舞桜ちゃんの視線。
立ち上がろうとしたら…みー君がリビングを出て行こうとしていた。
☆美景
紗輝に会いに来たのに
紗輝は自分の部屋に行った。
おそらく戻らないつもりだろう。
気付いたら…その後ろ姿を追って扉の前に来ていた。
数分佇んだ。
どぅしていぃかわからない。
どんな言葉をかけたらいいかも…わからない。
俺が女を追うなんてあり得ない。
でも…紗輝の事となると…どうしていいのか…
って…俺は…紗輝にそこまで入れ込んでんのか?
1人の女をこんなにもいとおしいと感じる事が出来る俺がいたんだな…
せっかくここまで追って来て何もしねぇなんて…なしだょな?
扉をノックしてみた。
だけど…何度その行為を繰り返しても中からの応答はなし。
「紗輝?」
「…」
「紗輝?さっきはごめん…。顔が見たい、開けてもらえねぇか?」
「…」
俺から謝るなんてあり得ねぇ行為だが紗輝を失いたうねぇから…
でも…何で何も言ってくれねぇんだ?
そんなに…嫌われたのか?
鍵がかかっているのかと思いドアノブを動かしてみた。
回った。
鍵はかかっていなかったから、そのまま扉を開けようとした。
だけど全く動かない扉。
何で?
パニクる頭でもう一度、扉を開けようと試みた。
扉に身体を少し落ちつけ…かろうじて少し開いた。
ん?この感じ…
すかさず手を引かれ実雷先輩の隣に座った私。
「紗輝ちゃんはこぉこ。ほらっ空那君もみー君も座って!萌ちゃんは舞桜ちゃんをしっかり守ってね?渚君か・ら」
「お前に名前呼ばれるとかありえねぇ。話さなきゃいい男なのになぁ、紗輝、おいで?」
「私…これ…部屋に置いてくる。舞桜ちゃん、萌ちゃん、みー君、本当にありがとう」
3人の顔を順番にみていきリビングを出た。
自分の部屋にたどり着き扉にもたれた。
手にしている物を胸に抱き締めながら…
☆空那
「もぅまた紗輝ちゃんの具合悪くなったらどぅするの!?紗輝ちゃんの顔みた?悲しんでたょ!?きっと部屋で泣いてる…慰めに行きなさいょ!」
俺にも向けられているであろう舞桜ちゃんの視線。
立ち上がろうとしたら…みー君がリビングを出て行こうとしていた。
☆美景
紗輝に会いに来たのに
紗輝は自分の部屋に行った。
おそらく戻らないつもりだろう。
気付いたら…その後ろ姿を追って扉の前に来ていた。
数分佇んだ。
どぅしていぃかわからない。
どんな言葉をかけたらいいかも…わからない。
俺が女を追うなんてあり得ない。
でも…紗輝の事となると…どうしていいのか…
って…俺は…紗輝にそこまで入れ込んでんのか?
1人の女をこんなにもいとおしいと感じる事が出来る俺がいたんだな…
せっかくここまで追って来て何もしねぇなんて…なしだょな?
扉をノックしてみた。
だけど…何度その行為を繰り返しても中からの応答はなし。
「紗輝?」
「…」
「紗輝?さっきはごめん…。顔が見たい、開けてもらえねぇか?」
「…」
俺から謝るなんてあり得ねぇ行為だが紗輝を失いたうねぇから…
でも…何で何も言ってくれねぇんだ?
そんなに…嫌われたのか?
鍵がかかっているのかと思いドアノブを動かしてみた。
回った。
鍵はかかっていなかったから、そのまま扉を開けようとした。
だけど全く動かない扉。
何で?
パニクる頭でもう一度、扉を開けようと試みた。
扉に身体を少し落ちつけ…かろうじて少し開いた。
ん?この感じ…