超溺愛ブラコン妹の彼氏
「あっやだ、私、自分でやる!だから出禁何て言わないで?」

「紗輝ちゃん、フォローサァンキュ。ではご用意いたしますので少々お待ちを」

未稀椰先を小突き2人でデザートをお皿に盛り始めた。

あっと言う間に果物とケーキが綺麗にお皿に並べられた。

「はい、お待たせしました。姫のご希望通りでございますか?」

未稀椰スマイル炸裂で姫何て言われるもんだから、恥ずかしくなる私。

「紗輝ちゃん、お礼は?」

って空那に促され

「はい、ありがとう。未稀ーじゃなくてボーイさん」

こんな答え方でよかった!?

そしたら未稀椰先輩、ひざまずき
「また何かご用がありましたら何なりとお申し付け下さいね、姫」
私の手を取り甲に優しくキスされウィンクまでされた。

私は空那に密着しているにも関わらずドキドキが最高潮!

「紗輝、何、真っ赤になってんだょ!?」

ご立腹モードのみー君。

「本当だぁ。あーゆーのにも弱いんだぁ紗輝姫は?俺の膝の上にいるのにぃ他の男にトキメイちゃう訳ね」

意地悪く耳元で言う空那。

「こっこんな風にされたら誰でもキュンとくるょ!」

「へぇキュンときたのぉ?」

未稀椰先輩にキスされた甲にさりげなくキスし消毒?された。

「じゃあ、もおっとキュンキュンする為にぃさっきのボーイさんに食べさせてもらう?それともぉこっちのボーイさんがいい?」

皆のを並べている実雷先輩を指し示した。

「そんな事言って絶対させないくせに。空那に食べさせて欲しいょ」

今度は私が空那の手の甲にキスをした。

「はぁい。2人のボーイさん、ありがとう。座って食べて?姫、大喜びだょ。またお願いね?姫をキュンキュンさせてあげてね」

空那が一口サイズにしてスプーンを口元に持ってきて

「あーんしてっ?」

言われるがままに口をあけパクッと食べ

「美味しい♪」と微笑んだ。

「こんな風に渚にもカレー食べさせてもらったの?」

何でまだこの事聞くの?

「こんなに密着はしてない」

ぶっきらぼうに答えた。

「また食べたい?俺のカレー」

軽く頷いた。

「今度はぁ俺が食べさせてあげるからねっ。はい、あーんして?」
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