超溺愛ブラコン妹の彼氏
「…」
「ん?泣いてる?何で?紗輝ちゃん?」
嗚咽を感じた空那がお皿をテーブルに置き顔を覗き込もうとするのを阻止した。
「あぁだらしねぇ兄貴。選手交代だ。おいで、紗輝ちゃん。みー君のとこ行こうねぇ」
引き離されるのを拒む空那をキィっと睨む実雷先輩。
赤子をあやすように抱き抱えられ本当にみー君の元に届けられた私。
「わたっしヒック、どじで、いばざらヒック、ぞんなごと、きがれるのかわかんない」
みー君の背中に両手を回し嗚咽混じりに伝えた。
「落ち着いたら俺が続きやってやるから安心しな」
背中を優しくさすってくれているのに少しずつ落ち着いてきた私。
「単なる空那のヤキモチだょ。俺だってそうだったしな。こんな間近で禁断の愛を見せられたらたまんねぇょ。例え兄貴と言えど俺の女にそんな事していいのは俺だけだ!ってさっ。まぁ紗輝が可愛いすぎるからな?」
どんな顔して言ってるのか見たくなってみー君から少し離れて見上げてみた。
頬をほんのりあからめた顔をしていた。
「嫉妬した?」
「あぁ、顔みんじゃねぇょ!」
頭を胸に押し付けられた。
心臓がすっごいバクバクだ。
「可愛いって思ってくれてるの?」
「当たり前。俺の女だろ?」
「俺の女…何かいいな、その言い方」
「泣き止んだか?本当は俺が続き食べさせてやりたかったけど空那かなりへこんでるから行ってやれょ?」
「みー君はもぅ食べたの?デザート」
「ん?まだあるけど…」
「じゃあ一口食べさせてあげる」
みー君のお皿を手にしスプーンを近づけ'あーん'と言ったらパクッと食べてくれた。
照れてるね。
この顔、写メりたいな。
って見惚れていたら
「んなに見てんなょ」って小突かれオデコにキスし空那の方へ促された。
でも…離れがたい私は留まった。
「本当は手放したくねぇけどアイツにも紗輝が必要だからな。仲直りしてこい」
みー君の瞳を見つめオデコにキスをし
「優しいみー君、大好き」
と一言添え空那へ近付いた。
無表情の空那は私を見ていた。
あっでもその前にお礼言わなきゃいけない人がいたんだ。
その人の前に行き
「ん?泣いてる?何で?紗輝ちゃん?」
嗚咽を感じた空那がお皿をテーブルに置き顔を覗き込もうとするのを阻止した。
「あぁだらしねぇ兄貴。選手交代だ。おいで、紗輝ちゃん。みー君のとこ行こうねぇ」
引き離されるのを拒む空那をキィっと睨む実雷先輩。
赤子をあやすように抱き抱えられ本当にみー君の元に届けられた私。
「わたっしヒック、どじで、いばざらヒック、ぞんなごと、きがれるのかわかんない」
みー君の背中に両手を回し嗚咽混じりに伝えた。
「落ち着いたら俺が続きやってやるから安心しな」
背中を優しくさすってくれているのに少しずつ落ち着いてきた私。
「単なる空那のヤキモチだょ。俺だってそうだったしな。こんな間近で禁断の愛を見せられたらたまんねぇょ。例え兄貴と言えど俺の女にそんな事していいのは俺だけだ!ってさっ。まぁ紗輝が可愛いすぎるからな?」
どんな顔して言ってるのか見たくなってみー君から少し離れて見上げてみた。
頬をほんのりあからめた顔をしていた。
「嫉妬した?」
「あぁ、顔みんじゃねぇょ!」
頭を胸に押し付けられた。
心臓がすっごいバクバクだ。
「可愛いって思ってくれてるの?」
「当たり前。俺の女だろ?」
「俺の女…何かいいな、その言い方」
「泣き止んだか?本当は俺が続き食べさせてやりたかったけど空那かなりへこんでるから行ってやれょ?」
「みー君はもぅ食べたの?デザート」
「ん?まだあるけど…」
「じゃあ一口食べさせてあげる」
みー君のお皿を手にしスプーンを近づけ'あーん'と言ったらパクッと食べてくれた。
照れてるね。
この顔、写メりたいな。
って見惚れていたら
「んなに見てんなょ」って小突かれオデコにキスし空那の方へ促された。
でも…離れがたい私は留まった。
「本当は手放したくねぇけどアイツにも紗輝が必要だからな。仲直りしてこい」
みー君の瞳を見つめオデコにキスをし
「優しいみー君、大好き」
と一言添え空那へ近付いた。
無表情の空那は私を見ていた。
あっでもその前にお礼言わなきゃいけない人がいたんだ。
その人の前に行き