超溺愛ブラコン妹の彼氏
「実雷先輩ありがとうございました」

「気にしないで下さい、お姫様。一緒に行って差し上げましょうか?」

優しい笑みをしてくれた。

「その笑顔だけで充分です。でも…ピンチの時は…お願いします」
「わかりました」

「紗輝ちゃん、ファイト!撃沈した時には慰めて差し上げますので」

未稀椰先輩も声をかけてくれ少し元気が出た。

空那の前に立ち

「みー君とキスしたの。消毒してもらえる?」

私的にもぶっ飛んだ発言を投げ掛けてしまった。

周りの視線が私に注がれているのがわかる。

でも…空那は顔を伏せたまま。

膝を付き空那の太股に手をのせた。

「ねぇ渚君との事は気になるクセにみー君との事は気にならないの?」

「…」

「もぅ私と話したくない?嫌いになった?見てもくれないの?」

「…」

「私、もぅ元気になったからみー君と部屋行くね。キスの先…してもらうから。まぁ汚れた私と…してくれれば…だけど」

突然、強い力で抱き締められた。
この状況に頭が混乱したけど

「嫌!離れて!みー君にー」

空那のキスで続きは言えなかった。

角度をかえて何度もされたキス。
その後、オデコにもキスをされた。

「はいっ消毒完了♪」

陽気にそぅ言った途端、真剣な表情になり

「みー君とエッチするって?俺らがいるのにさせる訳ないじゃん。それに汚れてないから。汚れたなんて思ってたら触れないでしょ?ここにいる奴は汚れた何て思ってない」

「…」

「さっきはゴメンね。こんな嫉妬しすぎる兄貴でゴメンね。紗輝ちゃんの事全て知っとかないと頭が狂いそうなんだ」

照れながら、だけど悔しげに語る空那。

「じゃあ、みー君とエッチしたら報告しなきゃいけない?」

意地悪な質問をしてみた。

「…」

「だってスリーサイズも知ってるんだしぃ」

艶っぽく言ってみた。

「報告したいの?紗輝ちゃんは」
「しっしたく…ない」

カンでしまった。

'よっ'と言い簡単に私を掲げ膝に座らせた。

「多分、そんな事言わなくてもヤったのわかると思うょ」

ん!?何、この意味深発言は?

空那の顔を見上げたらにやついて
「みー君には、この意味わかるょね?
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