続・天使が舞い降りた。

「私、潤一さんといちゃいけない気がする」

「何言って…」

「2人の為だけじゃない。私自身の気持ちが揺らぐの…」

「…」

「そんな自分が嫌なの!」


凛はそう言って俺の腕を振り払い、走り出した。




「…凛!」


凛を追いかけようとした瞬間。

車のフラッシュに照らされる。


「…!!」



< 161 / 213 >

この作品をシェア

pagetop