続・天使が舞い降りた。

「じゃあ決まりね」


少しでも凛と一緒にいたくて俺はそんな提案をした。

コンビニで花火を買い込んで、

人がいない土手に降りて凛と2人だけの『花火大会』が始まった。






凛の笑い声と、花火の音ー。

俺も学生の頃のようにはしゃいでしまう。








「…もう終わっちゃいましたね」

大量に買ったはずの花火ももうなくなってしまった。

「まだ線香花火あるよ」

「あ、ホントだ」
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