続・天使が舞い降りた。

「そんなこと…」

「だから、せめてその前に好きな人としときたかった」

凛は恥ずかしそうにそう呟いた。




今のはそういう意味だろうか?

いや、そういう意味だろうけど…

何だか信じられなくて、夢みたいで…

俺はボーッと突っ立ったまま動けずにいる。




「お試し期間じゃなくていい」

「凛ちゃん…」

「私、きちんと潤一さんの彼女になりたい」


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