好きになってよ




しばらく来ていなかったので、以前より変わった児童センターについたのはいいものの……



みんなで遊ぶ階より1階下の、事務室や小っちゃい子たちが来る階で以前より変わった部分の1つ、くつばこの前に佇んでいた。

もう、ブーツは脱いでいるけど…
でも…


ここから進めナイ!!


さっきからゆきに電話しているのに出ナイし!!


あ、さっきユリカも那未ちゃんも一緒にいるって言ってた…


ユリカに電話しよう~
ユリカなら出てくれるよね…?




プルルルルルルル―…
プルルルルルルル―…

『あ、もしもし?菜月?
どうしたの?』

「いや、ちょっと3階までは来れたんだけど~
とにかく来てくれない?
お願いっ!!」

『うん、わかったぁー』

ホント、以外とあっさり。



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