いつまでも。

最初はテニスの話をした。

有史は弱いとか言ってるけど
話を聞いていると
強く感じられる…。

そしてテニスの話から
徐々に恋愛の話をした。

「有史は好きな人おる?」

「いるけどいないかな。
優はいるの?」

「うちはいないよ。」

「意外だね。いるのか思った。」

「そうかなぁ?
いないんだよ。」

そんな会話をして
1時間弱すぎた。

「そろそろ帰ろっか?」
有史が言った。

「そうだね。」

そして私たちは
ばいばいをして帰った。


私は有史とばいばいしたくない
そんなことを思ってしまった。
有史ともう少し一緒に
いたかった。
そんなことを考えながら
家に帰った。

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