いつまでも。
*出逢い

私は村上 優。
中学3年になったばかりだ。
部活はソフトテニス部。
彼氏はいない。
好きな人すらいない。




「優~っ!!おはよ!」

話しかけてきたこの人は
中田 繭。
同じ部活で私の愛方。
可愛くて、面白い。
もてるのに彼氏いない。

「おはよ!いよいよ中3だね!」

「本間だぁ…。受験生だよ。」

「確かにめんどくさいよね。」

「とゆうか、同じクラスなれんかったね。」

「本間!?まだクラス貼ってある
掲示板見てないけぇな。」

「そっかぁ。クラス離れても
よろしくね!部活も頑張ろ!」

「そだね!」

「もうすぐチャイム
鳴りそう!行こうや!」

「うん!」


私と繭はそれぞれ自分たちの
教室に向かった。



私はI組、繭はE組だった。
私のクラスだけプレハブ教室だった。
中は暗いし臭いし
嫌なとこばっかだけど、
クーラーだけ付いてる。
そこら辺は嬉しく思った。
教室に入ると、
幼なじみの横田 春がいた。

「春!久々だね!元気してた?」

「私はめっちゃ元気!
優は元気だった?」

「バリバリ元気!同じクラスに
なれるとは思わんかった。
これからもよろしくね。」

「こちらこそ!」



春と会話してるうちに
朝の会の始まりのチャイムがなった。

「席につけー!」

と担任が大声を出していた。

「I組の担任の佐藤だ。」

佐藤はうちの部活の顧問だった。
ごっつい男の先生。
でもテニスは上手い。


佐藤が色んなことを
話してるうちに朝の会が
終わるチャイムが鳴った。

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