いつまでも。

私と繭は自転車で15分の
ところにあるコートに行った。
着いたら男子が打っていた。
このコートで打つ人は
本当に少ない。
珍しいこともあるなー
と思いながら私と繭は
打つ用意をした。

「よし。打とっか。」

と繭が言った。

「そうだね。」

コートに入って打った。

そしたら隣のコートで
打っていた男子が
話しかけてきた。

「ねぇ。何中?」


「朝日中ですけど。」

私は答えた。

「隣の中学だね。」

「そうなんですか。」


「俺、宮田有史。
んで俺よりちっちゃいこいつは
佐久間秋。そっちは?」

「私は村上優。こっちは中田繭。
よろしくお願いします。」

「こちらこそ。
携帯持ってる?」

「あっはい。」

「アド交換しよ。」

「分かりました。」

私は宮田有史と言う人と
アド交換をした。

「それじゃぁ俺ら帰るから
またメールするな。
ばいばい。」

「失礼します。」


と言って帰っていった。





















これが有史との出逢いだったんだね。

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