現実俺様彼氏。
…ん?この資料ってどこに入れればいいのかな?
「東條さん、あの…」
東條さんの方を見た時、東條さんは眼鏡を外していた。
さっきまではしてたのに…。
そういえば、キスしたあの時も…。
って、何考えてんだろ…///
「おい、鷹島」
「は、はい!!」
「何故、顔が赤いのかな?」
ニヤリと笑みを浮かべて私を見ている。
「いえっ!!えっと、この資料はどこに戻せばいいですか?」
「その資料はこっちだ」
東條さんの棚の横ね。
…と、届かない。
「届かないのか?」
「すみません…」
「はぁ…」
東條さんはため息をついた。
そして、東條さんの手が上がる。
叱られちゃう!
私は覚悟をして目をつむった。
「っ!!」