現実俺様彼氏。
「やっぱ軽蔑するよね…」
「…ううん、軽蔑なんかしてないよ!透の体が心配だよ、私は。」
「胡桃~」
透は泣きながら私に抱きついてきた。
「東じょ…、彼氏はこの事知ってるの?」
「ううん、知らない。」
「…そっか、」
東條さんは知らないんだ…
「…胡桃、誰にも言わないで」
「言わないよ!!」
「ありがとう…」
「あ、そういえばヨーグルト買ってきたんだけど食べる?」
「食べる~!!」
透は少しずつ元気になった。