数億年後
恐怖と絶望が奏でる旋律
・・・やっと人影を見つけた.
歩き続けたすえに、景色は『街のような場所』は『都会のような場所』へと変化していた.
都会と言えども人がなかなかいなく、やっと見つけた人影だった.
その人影だが、何かおかしい・・・
どこか歪だった.
不審に思い、私は長く歩き続けた足を止めた.
私の気配に気がついたのか、その人影はゆっくりとこちらへとやってくる.
ああ・・・
良かった・・・・・・
現実は私の予想を、裏切りはしなかった