君までのキョリ


梓ちゃん達がいるからいつも一緒にいてくれてるみたいだからねぇ。

それでも、俺にとってはありがたい。

現在はまあ、帰ろうとしててヤバいんだけど……

「送るよ」

「必要ない」

「んじゃ、俺が夏樹ちゃんと帰りたいなw」

俺、泉堂千景は女たらし。
自分でも、顔はそこそこ良いと思ってる。

もちろん、性格のだらしなさもわかってる。

それでも、本気で人を好きになることはある。




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