僕のぽっちゃり彼女
木の手すりに両腕をのせて、
左腕を枕に夜景を見つめる真菜ちゃん。


散りばめられた光りの波に夢中みたい・・・
言葉を無くし、ただ神戸の街を見つめていた。


気に入っくれたかな?


俺もその横で、静かに神戸の街を眺めていた。


その時、少し冷っとする風が吹いた。


季節はもう夏なのに、
山の上はとても涼しい。




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