僕のぽっちゃり彼女
「ねぇ、真樹、飲みに行こうよ。」


「行かへんって。」


「もぉ〜なんでよ?
いいやんか、飲みに行くぐらい。」


甘えた声で言ってくる。


「アカン!!」


「何よ、ケチ!!」


そんなたわいもない電話もするようになった。



いくら一線を置いていても男と女。
メールや電話は二人の関係を近づける。


そうとも知らずに俺は
どんどん幸恵のペースにはまっていく。




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