僕のぽっちゃり彼女
今日は金曜日、会社帰りに
いつものところで真菜と待ち合わせた。


「ごめん、待った?」


「いや、今来たとこ。」


「そっか。 ハァハァ・・・」


思いっきり走ってきたのか、
真菜は息がひどく上がっている。


「そんなに急がなくてもええのに。」


「だって・・・ハァハァ・・・
早く逢いたいし・・・ハァハァ・・・」


そう言って、額から汗を流しながら
ニコリと笑う真菜。


その笑顔に色気を感じた。






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