反則Lovers
「あ…翔希くんだー///」
「かっこいいー///」
「きゃぁー!!!」


廊下にいる女の子たちが口々に言ってるのを
耳で受け流していた


翔希モテるんだよねほんと…
てか、怒ってるー
何でだろう…



不安に思いながら屋上に着いた


「翔希!屋上は立ち入り禁止だよ!てかどーしたの?」


そう聞くと
翔希はいきなり私の肩を持った

「なななな!なに!?どうしたの翔希!?」

翔希との顔が近くて焦った私


「なぁ、今日の数学の時間……お前なんでずっと照れてたの?」

えっ…?

「ずっと顔真っ赤にしてさ…なにあの目は?潤目だったしさ…」


私…
そんな顔で川上先生を見てたの…?


「あんさ…」

翔希が呟いた
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