【完】王子様と甘いキス







「……ふざけんな」


「えっ?きゃっ!!」




俺は沙耶の両腕を掴むと、本棚に押し付けた。




「ちょ、ちょっと!!何な……」


俺は沙耶の唇を押し付けるように塞ぎ、沙耶の言葉を遮った。




まるで……沙耶を黙らせるためだけのようなキス

そんなことしたのは……自分の欲望に支配されてるから。







< 114 / 267 >

この作品をシェア

pagetop