【完】王子様と甘いキス







諦めようとは思うけど、なかなかそれが出来ない

好きになったヤツを諦めるなんて、多分ムリだ。



「……そんなにアイツのことが気になるか?」


沙耶をジッと見つめていると、誰かに話し掛けられた。




「……君誰?」


声のする方に振り返ると、見知らぬ男が立っていた。







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