【完】王子様と甘いキス







「ぎゃああああ!!近寄らないで!!触らないで!!」


沙耶はそう言って俺から離れた。




「何でそんなに俺のこと避ける訳?」


俺は首を傾げて言った。



「そんなのアンタが嫌いだからに決まってるでしょ!!それ以外に何があるのよ!?」


沙耶は声を張り上げて言った。




「静かにしよーよ。図書室は静かにする場所でしょ?」







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