夜空と夜桜
―――コンコン…
「ご飯だよー」
「はぁい」
「んー」
あたしは、再びリビングへ戻って、智哉の手伝いをした
その間、頑張って聞こうとしたが、結局無理だった
―――ボフッ
「うはぁ~…」
夕食の後、お風呂に入ってもうすぐ寝るところだ
あたしは、顔を枕に埋めて変な声をだす
「むっはー…
明日は、とうとう約束の日、かぁ…」
健とデートした時よりも緊張する…
久しぶりだからかなぁ…
「考えてても仕方ない…
明日の為に、早く寝よっ」
そうして、布団を頭から被ると、なぜか安心してすぐに寝てしまった