夜空と夜桜





しばらくして、車が停まる





「すぐに終わらせてくるから、待ってて





あ…スタッフルームにいてもいいから!」





萩原さんは車を降りると、そう言って店の中に入っていった





「スタッフルームって…」





男がたくさんいるんでしょ?





ホストクラブだし……





そんなとこにいたら、あたし気絶するかも……





「…大人しく待っとこ」





あたしは萩原さんが戻ってくるまで携帯をいじっとこうと、携帯を取り出す





「あ…メールきてる……」





メールは全て、恋歌だった





あたしは一つ一つに返信していく





全て返信し終えると、あたしは緊張していた為か、眠りについてしまった









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