夜空と夜桜
約束の日と最悪な出会い
とうとう、この日がやってきた…
「んじゃ、卓斗、よろしくね」
「うん。
気をつけてね」
智哉に卓斗の面倒を頼み、あたしは家を出る
あたしは早足で駅前に行く
約束の時間、8時半ピッタリに、あたしは駅前に着いた
「なっちゃん!」
聞き慣れた可愛い声の主を見ると…
「恋歌……その格好……」
可愛い過ぎるっ////
「へ、変かな…?」
上目使いにあたしを見る恋歌…
「いや、可愛いよ…」
恋歌は、頭に大きなリボンをつけていて、ミニスカートにブーツという格好だった
「ほんと?!」
周りに向日葵が咲いたような笑顔を向ける恋歌に、あたしはたまらず下を向いた
「は、早く行こう////」