夜空と夜桜
「…そっかぁ
夏琉ちゃん男嫌いなんだ?
だから、俺に触って欲しくなかったんだね?
なるほど…
それなら、最初から言ってくれればよかったのに……」
俺は夏琉ちゃんを見て、ニコッと笑う
「…とにかく、もう会わないから」
夏琉ちゃんは、そう言って黙々と料理を食べる
「…じゃぁ、夏琉ちゃんが俺を好きになったら会ってくれる?
絶対オトすから♪」
こういうのって燃えるんだよね、俺。
「……やれるもんならやってみれば?」
冷たく言い放つ夏琉ちゃんに俺は笑みがこぼれる