夜空と夜桜








しばらくしてから、健が、部屋に戻ってきた







「ごめんごめん…







二人きりだと、夏琉が緊張するだろうと思って、俺の友達呼んどいたよ!






すぐに来ると思う」






そう言って、ニコニコしながらあたしの横にくる健







「そんな…気つかわなくていいのに……」








―――ピンポーン






15分くらいしてから、健の家のインターホンが鳴った







「お?来たみたいだな……」







そう言い、玄関に向かう健……





そのとき、一瞬見えた健の顔は……








怪しく、不気味に笑っていた…









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