夜空と夜桜
仕方ない……
お店が始まるのは、夜だし、それまで何しとこうかな…………
「…あれ?」
そういえば、もう10時だというのに、物音がしない
閏と卓斗はともかく、智哉はもう起きていると思うんだけど……
ベッドをゴロゴロと転がった後、あたしはベッドから離れ、リビングへ向かう
「…誰もいない…??」
じゃぁ、どっか出かけたのかな…?
それだったら、一声かけてくれればいいのに、なんて思いながら、洗面所に向かい、顔を洗う