いじめ。―Life―




「ちょうどいいじゃん?こんなださいの、何の価値もないって!」







―何の価値もない?





これは...あたし達の宝物なんだよ。
なのに...




簡単にこいつ等は...!





バッ



「返して!」




結菜は前咲さんの手からお守りを奪おうとした。






「痛いなぁ!こんなの、捨てちゃえッ」





バシャ―





前咲は、お守りを近くの用水路に捨てた。
流れていくお守り。




嫌...嫌!!!



< 267 / 383 >

この作品をシェア

pagetop