いじめ。―Life―
いつか、潰してやる。
そう決めてたけど、なかなかその機会がなくてね。
あの日以来、会うことがなかったし。
だから、同じクラスになった時、これは運命なんだと思った。
神様が決めたんだ。
神様は言ったんだ。
「今こそ、潰す時」
―そう言ったんだ。
「一瞬にして分かったわ...アイツだって」
結菜がそう言った。
「何にも変わってなかった。1人じゃ何にもできない所も」
「...あははっ!そんな簡単に仲間ができるわけないじゃない...ホント、単純な奴」
前咲、瑠璃。
あたしは一日も、忘れた日は無かったよ。
あんたの名前。