いじめ。―Life―




いつか、潰してやる。
そう決めてたけど、なかなかその機会がなくてね。




あの日以来、会うことがなかったし。





だから、同じクラスになった時、これは運命なんだと思った。
神様が決めたんだ。




神様は言ったんだ。





「今こそ、潰す時」
―そう言ったんだ。






「一瞬にして分かったわ...アイツだって」





結菜がそう言った。





「何にも変わってなかった。1人じゃ何にもできない所も」
「...あははっ!そんな簡単に仲間ができるわけないじゃない...ホント、単純な奴」






前咲、瑠璃。








あたしは一日も、忘れた日は無かったよ。
あんたの名前。





< 269 / 383 >

この作品をシェア

pagetop