いじめ。―Life―
「笑える」
こんなこと、最初はするつもりじゃなかったのに。
“美亜の機嫌取り”
そのために、ハブるだけだった。
それなのに…
いつの間にかあたし…楽しくなってたんだ。
誰かをいじめて傷つけること。
「いじめじゃないよ。」
そう、自分に言い聞かせながらいつの間にか…
いじめの境界線が見えなくなってたんだ―。
そう。
あの時からもう始まっていたんだ。
崩れていくあたしのカウントダウン。
もう、二度と戻れない―…