いじめ。―Life―
先生も可哀そうな人だね。
こんな事を無視することでしか自分を守れないなんてね。
「しょうがないと思いますよ?だって先生は皆に嫌われたくないんですもんね」
言ってやった。
「何言ってんだよ!極悪女!」
「先生に向かって超有り得ないんだけど~」
先生だから何?
言っちゃいけないこととかあんの?
別にいいじゃん。
あたし、こんなヤツ先生だなんて思ってないんだから。
「教科書開いて!」
いらいらした様子で先生は怒鳴った。
ほら、反論できない。
そりゃそうだよね。