いじめ。―Life―
美亜は強気な笑みを浮かべていた。
「何ーっ?」
「だるいしさぁ帰りの片付けもやってもらお!!」
それいい!!
…けど、バレちゃったら?
「それって…いいけど、バレちゃいそうだよー先輩とかに」
「大丈夫っ、平気だよ。先輩は先に帰らしちゃえばいいし」
そうだ。
その手があった。
「じゃあ、それいい♪」
「いいっしょ?じゃあやろーっ♪部活もうすぐ終わるし、戻ろー」
あたし達が戻ってから少し経った時、部長から集合の合図が出た。
「ありがとうございましたー!!」
適当に顧問の話を聞き、解散する時間になった。