大好き、幽霊君
『誰ですか…？』
うっ、やばい、ばれた…
『は、はろー…』
『杉崎さんですか…』
『え、なんでうちの名前知ってるの！？』
『教科書です…』
あ、そうゆう事ね…
『てか、いつもここでお弁当食べてるの？』
『はい……てか、なんか用ですか…？』
『いや、あの、用は特には無いです！』
『そうですか……お弁当食べないんですか…？』
私は弁当とポッキーを持っている事を忘れていた。
『…あ、真紀が孝介と食べるらしくて、食べる人いなくて』
『そうなんですか…』
『あ！一緒に食べてもいい？』
『………』
やば、馴れ馴れしかったかな…
