大好き、幽霊君



『あ、ごめん!馴れ馴れしかったよね!』

『別にいいですよ…』

『え、いいの?』

『はい…』

『じ、じゃあ失礼します』

私は幽霊男子の隣にちょこんと座った。

幽霊男子の弁当を見るとたこさんウィンナーとかが入っていて男子の弁当っぽく無かった。

『幽霊じゃなくて…高田の弁当可愛いね!そうゆうの作ってくれるお母さんっていいな〜』

幽霊男子は黙っていた。不思議に思って幽霊男子の顔を見ると目を見開いてびっくりしていた。

『どうしたの?』

『…引かないんですか…?』

『え、なんで引くの?』

『なんでもないです…』

『気になる!教えてよ〜』

『杉崎さんって変わってますね…』



…お前に言われたくないつーのっ!


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