大好き、幽霊君
これからも
『千穂〜っ!』
『あ、真紀どうしたの?』
『どこ行ってたの?』
『屋上でご飯食べてた』
『そうなんだ!あのね千穂、孝介に月水金一緒にお弁当食べない?って言われたんだけどいいかな?』
『あ、いいよいいよ!』
『本当にごめんね!』
『大丈夫だよ〜』
『ありがとう!てか、千穂、なんか良い事あった?』
『え?別に無いよ!』
『顔がニヤけてるよ?』
『いや、幽霊って十字架効かないんだなって思って』
『は?』
『へへっ、なーんでーもなーい』
『なにそれ、超意味不!』
千穂は次の授業の用意をしてる幽霊男子を見ると、なんか心がきゅんとした。