大好き、幽霊君
あっさりOKかい(゚∀゚)!
『早く食べないとお昼の時間無くなりますよ…』
『あ、うん!』
私は幽霊男子の隣に座って弁当を食べだすと、幽霊男子は食べ終わったみたいで弁当を片付けて、また音楽を聞き出した。
『高田、何聞いてるの?』
『教えません…』
『え、教えてよ〜!』
『…嫌です…』
『うわっ!超気になる!教えてよ〜!』
『………………………』
シカトかい!
いじけて弁当を食べようとすると耳に違和感を感じた瞬間、急に曲が流れ始めた。
その曲は男の人が歌っていて聞いた事の無い曲だった。
心に響く歌声と歌詞がとても良くて私は目を閉じながら聞いた。
『…すごい良い曲だね。誰の曲なの?』
『カラーボトルのサヨナラって曲です…』
『そうなんだ…。初めて聞いたけどうちこの曲好きだな…。』
『僕もです…。』
2人で目を閉じながらその曲を聞いているとチャイムが鳴った。