キミに、もう一度・・・。
1
今日も、あそこの席は空いている。
そこの席の主は姫宮ひより。
金髪でよくサボる、いわゆる不良ってやつだ。
まぁ、俺にはまったく関係ないけど。
「日向、ちょっと来てくれ」
先生に呼ばれて、今俺は廊下にいる。
俺は学級会長だから、先生に呼ばれるとしたらたいてい仕事を押し付けられるだけだ。
「先生、なんですか?」
「あぁ…日向にお願いがあるんだ」
お願い…?
「なんですか?」
「姫宮のサボり癖を直してほしんだ!!」
は…?
なんで俺が?
「いやですよ」
「なんでだ!?」
「あの人とは、あんま関わりたくないんです」
「お前、それでも学級会長か!?」
う…
仕方ない…
「わかりましたよ」
「おぉ! じゃ、よろしく頼んだぞ!」
あのくそじじい…
そこの席の主は姫宮ひより。
金髪でよくサボる、いわゆる不良ってやつだ。
まぁ、俺にはまったく関係ないけど。
「日向、ちょっと来てくれ」
先生に呼ばれて、今俺は廊下にいる。
俺は学級会長だから、先生に呼ばれるとしたらたいてい仕事を押し付けられるだけだ。
「先生、なんですか?」
「あぁ…日向にお願いがあるんだ」
お願い…?
「なんですか?」
「姫宮のサボり癖を直してほしんだ!!」
は…?
なんで俺が?
「いやですよ」
「なんでだ!?」
「あの人とは、あんま関わりたくないんです」
「お前、それでも学級会長か!?」
う…
仕方ない…
「わかりましたよ」
「おぉ! じゃ、よろしく頼んだぞ!」
あのくそじじい…